サービスの順番の巡り合わせ
本日の全米オープン
錦織選手 残念ながら
準優勝となり 日本人初の
グランドスラムのシングルス優勝とはなりませんでした
しかし
日本中を感動させてくれた錦織選手にテニスに携わる者として 感謝しております
今日の試合の結果は
錦織選手から見て
3-6 3-6 3-6
錦織選手は4度サービスゲームを 落とし
チリッチ選手は1度サービスゲームを第2セットに落としました。
この試合のサービスの順番ですが
チリッチ選手が
第1セット 第3セットを
錦織選手が
第2セットを
サービスゲームを
スタートさせています
錦織選手からの立場で
考えると
第1セット 第3 セットは
相手側から サービスを
始めているので
早めに1ブレイクされたために
残りを全てキープしても
3-6と
3ゲームのゲーム差が
ついてしまい 数字的にも
プレッシャーになってしまいました
第2セットは 錦織選手から サービスをスタートしましたが
2度のブレイクを許し
1度ブレイクしましたが
3-6となってしまいました。
昨日もサービスゲームの
重要性を書きましたが
サービスゲームの順番の巡り合わせにて
1ブレイクで残りをお互いキープの場合
自分からサービスの場合
4-6
相手から始まるサービス
の場合は
3-6
となります
皆さんの試合は
殆どがワンセットマッチで
あるので
トスに勝った場合
サービスゲームを
選ぶように お勧めします
相手のサービスゲームを
ブレイク出来る補償はありませんし
しっかりと
サービスゲームを
キープするを 最優先にして
レシーブチャンスを
待つ これが テニスのゲームの真髄だと私は考えます
ましてや
最近は 6ゲーム先取のノーアドなど テニスに時間制限をかけたような ゲームもあります
4-5ならまだチャンスありますが
ましてや1セットマッチでは
3-5から追い上げるのは
精神的な面からも 厳しくなります
数字的もサービスから 始められる
優位性もありますし
唯一
自分から 攻撃出来る
ショットは サービスからですので
トスに勝った場合
是非サービスを選択ください
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